暦。
みなさんは暦(こよみ)・日柄を気にしますか?冠婚葬祭では当たり前のあれです。
細かい暦の説明は割愛させていただくとして、この暦。
建築業界では戸建ての上棟やなんかは大安にあわせたりもしますし、中には大型家電を納品する日も日柄を読む方もいます。
逆に気にしない方は「そんなものは人が決めたものだ、気にするな」なんて人も、、、。
ちなみに僕が出会った究極(笑)は「年が明けたくらいで何がおめでたいんだ」と、一切新年の挨拶をしない人でした、、、。
話を戻しまして、暦を読む人の特徴として
・何事もマメ
・暦の節目節目で気を引き締め直す
・仕事や家業において、新年や季節の変わり目で反省・計画・実践・修正を行う
などがあり、まわりには比較的仕事や家業で結果を出している方が多く見受けられます。
確かに忙しく毎日に追われ、気がついたら一年が過ぎるような時もありますもんね。
そんな時は暦に頼って(笑)気を引き締めるのも十分有りだと思います。
成人の日は大安。東京は雲行きが怪しいようですが新成人の方には是非、新しい一歩を踏み出して欲しいです。
それでは、また~。
長持ちランプ。
年配の方とお話しする場合は電気店としての実力が試される場面が多々あります。
お客様「あのう、、長持ちする電球、、、エーエーディ、、、」
僕「長持ちするLEDランプですね!」
お客様「カバーが付いていて夜になると勝手に付いて朝方切れる、それでエーエーエーディが、、、、」
僕「あっ、センサーが付いている照明に長持ちランプですねっ!」
横文字は厳禁ですのでLEDも→長持ちランプ。という具合に分かりやすく横文字や専門用語を使わないようにご説明しています。
しかしLEDランプ。ご自身で交換した際の不具合が多いです。
センサー付庭園灯。
暗くなると照明に内蔵されたセンサーにより自動的に点灯します(70%の明るさで点灯)そして人や猫などを感知しますと100%の明るさで点灯します。点灯の仕方はセンサー底面のツマミにより変更は出来ます。
しかし、この調光センサーLEDランプ不適合なんです。この明るくなったり暗くなったりする機能がLEDと互換性が無いんですよね~。ON/OFFタイプのセンサーならばまだOKなのですが、70%点灯の調光状態がLEDランプのフラッシュや不点灯を誘発するんです。
一応念のためメーカーに問い合わせしましたが適合ランプは無いとのこと。
今回、お客様と相談しなるべく費用を掛けずに長持ちランプを使用したいとのことでしたのでこちらを使用しました。
センサー付防水コンセント。
庭園灯の電源は防水コンセントより供給されていたのでこちらに変更することによりコンセントの先をON/OFFのセンサーにすることが出来ます。(もちろんセンサー関係なく電気が取れる差込もあります)。
これに交換しても庭園灯本体にもセンサーは有りますので、本体を分解しセンサーを切り離し致しました。
最後にLEDランプへ交換、試験点灯~バッチリ!!(写真は撮っていません)
実はこういった賢い器具ほど後々やっかいになったり手間に感じる場面が多いんですよね~、売るほうとしては値段も上がりますし、「便利ですよ~」と売り込みもしやすいんですが、、、。
尚、今回は最後にもとのスイッチ部分にテプラで
「庭園灯スイッチ、常にオン」と貼らせていただきました。
僕が今後このお客様の電気工事を全て請け負うのであれば問題無いのですが、そうとは限りません。何かのきっかけでリフォーム業者さんも入ることもありますし、息子様やご家族の方からのご紹介で他の電気屋さんも入ることもあります。
そうした際にパッと見えるようにするのも(特に電気は見えない・匂わない)業者の役目だと思っています。
「どうせまたうちに頼んでくるからそんなの貼らなくていいんだよ」という姿勢の業者さんも居ますが、、、。
本当に良い業者さんて同業さんからの評判も良いものです。その逆も然り(笑)
僕もお客様をはじめ同業の方にも恥じない仕事をやっていきたいと思っています。
それではまた~。
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
暮れのご挨拶もせずに大変失礼致しました。
元旦は毎年恒例となっています、明治神宮へお参りしてきました。
原宿方面からご参拝のかたもいますが、地元及び私鉄経由で来る方は小田急参宮橋からが多いですよね。
昔は参宮橋からの参拝ですと原宿方面からの大行列をわき目に、ス~っと参拝できたのですが、ここ数年は時間調整を受け大晦日なんかはそれなりに待ちます。
こちらは東側東神門の手水舎の屋根です。私は電気屋なのですが、建築全般にも興味が有りまして、、、。最近張替えが行われたのか、新しい銅板が光り輝いております。
キレイですよ~、是非実際に見て欲しいです。
実はこの銅板が長い年月を経てあの「鎌倉の大仏様」のような緑色(緑青)に変化していくのですよね。
一般的(電気屋さん的に)に緑青といえば電線が劣化した状況。
劣化及び修繕対象となります。
しかし昔の建築や芸術の世界では「銅合金の着色に使用されたり、銅板の表面に皮膜を作り内部の腐食防ぐ効果がある」とされています。
新年早々、同じ緑青でも見方や扱いかたによって評価が違うんだなぁと感心してしまいした。
僕自身はサビやガタが来ないように頑張っていきたいと思います(笑)。
少し新年のご挨拶は遅くなってしまいましたが
皆様 本年もよろしくお願いいたします。
感震ブレーカー補助金。
先日の糸魚川市の大火災。木造家屋の密集も延焼につながったようです。
この木造住宅密集地域。
世田谷区内でもエリア分けされ火災危険度別や防火規制などの様々な指定を受けている地域が多数あります。
縦のラインは環状七号線、横のラインは世田谷通り。
細かい網状の地域は災害時活動困難度を考慮した火災危険度ランク4のエリアとなっています。
具体的な地域においては以下の画像。
この地域については地震の際、電気を遮断する「感震ブレーカー」設置補助対象地区となっています。
地震の際の電気火災に非常に有効な感震ブレーカー。簡易的なものから工事が必要なものまで様々です。
先ほど世田谷区に問い合わせしたところ、まだ補助の枠(先着順)はあるとのこと。
インターネットやSNSは非常に便利ですが、こういった地域(ローカル)情報は新聞内の折り込み広報や町内会に加入していないと知らないこともたくさんあります。
手続き、審査等手間に感じる部分も多いですが、是非ご検討ください。
下見~。
町田市にあるのポスティング会社さんの倉庫兼事務所の下見へ行ってきました。
毎年、冬場になるとブレーカーが落ちるとのこと。子ブレーカーの数に対して、配線が少ないです、、、。
そして事務所内は分岐回路より別途分電盤が有りました。
こちらはミチミチですね。
ブレーカーが落ちるといっても大きく分けて2つ。
漏電によるものと使い過ぎによるものとあります。
前者の場合は漏電調査となり、後者の場合は
「どのブレーカが落ちたか」がとても重要になってきます。
メインブレーカーが落ちた際には建物全体での容量が不足していることが考えられますし、小さい子ブレーカーが落ちる際には該当する回路が主に使い過ぎと推測されます。
ここからは刑事さながらに「聞き込み」です。
どのブレーカーが落ちたか。冬場の電気機器の仕様状況。
特に事務所さんだと通常稼動時とお客様が打ち合わせ等でいらした際では、電気の仕様量が一気に増えると思います(寒い会議室のエアコンをあらかじめつけておく、お茶出し用に電器ポットでお湯を沸かす等)。
今回は友人に勤める会社さんだったので、根掘り葉掘りお話をお伺いできました。
ちなみに僕はこの聞き込み→ヒアリングがとても重要だと思っています。
コンセントを増やしたい、ブレーカーの容量を上げたいというお話はよくあるのですが「なぜ増やしたい」か「どこで使いたいか」によって、ご提案できる内容がかなり変わってきます。
回路調査の結果によっては使っている機器の場所のコンセントの差し替えによって工事不要の場合も有りますし、
逆に言われたままに既存のコンセントから増設した場合、増設先にオイルヒーターを設置されブレーカーダウンに、、、なんてこともあります(オイルヒーターはコンセントより単独が基本)。
最近の傾向では依頼主様が7~8割方イメージを作ってご依頼をいただく場合が多いです。たまにそのイメージが崩れガックリする方もいらっしゃいますが、、、
こういった状況の場合は色々とご提案させていただければと思いますので、一度声を掛けていただければと思います。
また明日からは冷え込みも厳しくなるようです。
よろしくお願いします。
新旧。
リフォームです。
昔ながらのお風呂の設備からユニット式への変更でした。
タイル貼りのお風呂って冬場寒いですよね。
今回は空き室ということで工務店さんも
比較的に工期も余裕を設けてくれたのですが、予定が早まりほぼ終了いたしました。
キレイですね~、お風呂が楽しみになりそうです。
ちなみに今回、給湯器の屋外への新設工事。
水道屋さん、ガス屋さん、そして電気屋さんで
それぞれ外部壁面への穴あけを行うのですが、
水道屋さんで3発、ガス屋さんで1発、そして電気屋さんで1発の予定でした。
(計5ヶ所)。とは別にダクト用で100φ。
こりゃオーナー様も穴だらけで気になるだろうな~と思っていましたが、まだまだ!
これプラス 給湯器のリモコン線もあるのを僕は知っています、、、。
ということで給湯器用の外コンセントはこちらを使用しました。
入線機能つきコンセント。
給湯器のコンセントプラグは右側に指し、左側のパッキン部に浴室からのリモコン配線が出てきます。(もちろんリモコン用の穴あけも僕が行いました)
穴を開ける手間は変わりませんがその後の防水処理の手間が変わってきます。
実は今回のように持ち回りがハッキリしている場合でこそ、
あいまいな部分を誰が納めるか?っていう場面があるんですよね~。
僕は基本一緒に出来そうな作業はこちらから提案しています。
工務店さんにも穴あけしておいてくれて助かったよ~と言われて良かったです。
いよいよ冬本番。皆様もお風呂の際はヒートショックに気をつけて、十分お湯で浴室を温めるなど対策をしてから入浴してくださいね。
スタート!
水廻りのリフォーム現場、スタートしています。
画像真ん中を横切るのはキッチン換気扇の排気ダクト。
困ったことにこのダクトのせいでユニットバスが入らないことが判明し、
作業初日、急遽撤去盛り替えしてきました(完了後の写真は撮り忘れました)。
解体前からある程度の予想はしているのですが、やはりバラしてみないと分からないといった部分は多いです。
と、簡単に言いますが、お客様からすれば
見積り依頼をするのに「解体してみないと分からない」は頂けない。
最早、常識となっておりますが、初めてのリフォームは複数社に御見積依頼することをオススメします。
見積り金額にきちんと明細は出てるか?
追加費用の可能性は明記されているか?
使う建材や仕上がりの表記はあるか?
余裕があれば「相見積り」であること伝えてみましょう。
嫌な顔をすればそこまでの業者ですし、金額以上の価値を提供してくれる業者さんもいます。
御見積1つとってみてもその会社さんの姿勢が現れているもの。
大切なお家のことです、信頼のおける業者さんに頼みたいものですね。