東京、また明日も冷え込むようです。
先日、告知いたしました「定休日」に関してですが、完全にお休みというわけでなく、
あらかじめ予定を組んでいただければご対応いたします。
というのも遠方の作業の場合どうしても丸一日かかる場合が多く、日中に戻ってこれない時が有ります。
そういった作業内容の現場を水曜日に実施できればと思っております。
よろしくお願いします。
さてさて、明日20日(金)またまた雪マーク。
本格的には積雪とはならないそうですが予想最高気温が4℃、、、、。
ここまで冷え込むとエアコンも「霜取り運転」を行うため一旦運転が止まることがございます。
↑是非チェックして見て下さい。
暖房運転時、室内機が止まり「ポシューッ」と息抜きするよう音を出し、外機についた霜を落とすための「霜取り運転」に入ります。
ちなみに霜取り運転時は温風が止まり、寒い思いをしますが
霜取り終了後は正常に運転を再開します。
ただし、その霜取り運転時の状態を「故障した」と勘違いされるかたも多いようです。
寒冷地ではこの霜取り時でも頑張ってくれるハイスペックモデルが普及しておりますが、23区内ではなかなかお目にかかりません。
もちろんハイスペックモデルへの交換もオススメしますが、
基本は一枚厚着をする。
カイロ、湯たんぽなどの携帯できるものを使用する。が冬の基本ですかね、、、(こんなこと言うと電気屋失格、、、)。
賃貸物件の場合、エアコンの故障と勘違いし借主様は不動産会社さんへ連絡すると決まって
「室外機にお湯を掛けてください」と言われるようです。
室外機外側のフィン部分をお湯で温めるということみたいです。やられる方は自己責任。
雪が積もって足元が悪い場合は転んでお湯をかぶらないよう注意。
室外機の廻りに物を置かないなど事前に出来る対策もありますので、
詳しくは先ほどのダイキン工業さんのHPでチェックしてみてくださいね。
よろしくお願いします。
メーカーサービス様 ご対応ありがとうございました。
「キッチン照明のカバーが取れないので切れたランプの交換が出来ない」というお問合せ。
事前のお話だと「天井に埋め込まれている」という事で行って来ました。
ユニット一体式LEDダウンライト。
カバー、ランプ部分が一体になっておりLEDダウンライトでよくある設計のものです。
それが実際に行くと点灯しないんです、、、しかも3灯も。
LEDでは調光スイッチや押すと光るスイッチとの相性もありますが、今回は該当なし。
もちろんすぐさま電圧をチェック。こちらも問題なし!
不点灯の結果はLEDユニットの不具合。
国内メーカーの物でしたので保証有効期間で対応してもらいました。
今回はリフォームされた物件をお客様が購入、そのリフォーム時にLEDダウンライトへ変更されたようです。
本来であれば仲介不動産業者さん~施工した業者さん~施工した電気屋さん~と長~い流れを踏むのですが、、、
そもそもお家を購入する前のリフォーム業者さんなんて、簡単に連絡とれるのでしょうか?。
お客様自身は当社に点検依頼をしただけでメーカー保証を受けております。
この辺りのフットワークの軽さは他業種ではなかなか見られないのでは?と思っております。
簡単に書いておりますが、
実際はクロスが張り付いているダウンライトを丁寧に取り外し、電圧をチェック。
型番をチェック。
メーカーへ問い合わせ。
施工での不具合を無いことを報告。
そしてやっと無償出張修理依頼、という手順を踏んでおります。
ダウンライトは外さないと型番もわかりません。
お客様ご自身で出来ることは限られてます。
当社外での施工での不具合・点検もお受けしますのでお気軽にご連絡くださいね。
消防庁広報より。暖房器具の修理について。
少し前のものですが、東京消防庁の広報です。
寝たばこ、コンロは直接火を使いますので警戒する方も多いです。
やはりそれでも火災事例は多いです。温度センサーが付いているコンロも普及しておりますがご注意願います。
電気ストーブでの東京消防庁管内の火災死亡者数、コンロでの火災死者数と同じなんです。火を使わないことから気軽に使えることにより、非常に事故件数も多いです。
本当に火災事故には気をつけていただきたいです。
そして冬の定番と言えば電気コタツ。ヒーター部分とコンセントをつなぐこの「袋打ちコード」。
長い年数使用していると波を打っているツイスト部分が膨れてきます。
ベテランの電気屋さんは通称「コブ」とも言ったりします。
長い時間使用することによりコード自体も熱も持ち、その熱から伸縮を繰り返します。伸縮を繰り返すうち芯線と被覆にズレが生じ、凸凹が大きくなるのです。
コタツが付かなくなってしまった場合、大体は「コードが切れた」と判断され、
お持込されますが凸凹が大きい(使用年数が長い)と修理をお断りさせていただきます。
それだけ長く使っているとヒーター本体の故障も予想されるからです。
これはどこの電気店でも共通だと思いますが、電熱器具(コタツ・ヒーターなど)の修理で少しでも火災・出火が予想される場合は修理不可の対応を取ります。
コタツなどはヒーターユニット一式の交換も可能です。
愛着のある暖房器具を修理したいお気持ちはわかります。
インターネットで直った例を主張される方もいますが、そこは電気店の判断を信じていただきたいです。
ご理解、ご協力をお願い致します。
先日のテスター修理~。
実は下積み時代、会社会長(当時84歳)に買ってもらったものです。入社祝いと言っては大げさですが僕が入社時に会長がわざわざ秋葉原まで買いに行ってくれたというもの。
既に他界されたのですが戦後、電気屋の中でも技術屋さん上がりだった会長は「秋葉原は庭のようなもんだ」と言い、84歳で電車を乗り継ぎテスター1つ買いに行ってくれたのが嬉しかったのを今でもおぼえています。
しかし、このテスターずっと使っていたのですが普段外回りで腰道具に常備しておくには少し大きいので2軍落ちに、、、(会長すみません)。
いつのまにか、どこかしらが断線して、メーターが動いたり動かなかったりと困る状態に。
テスターを使ってテスターの断線チェック。まずは一番怪しいリード線をチェック~、問題なし。中央のロータリースイッチ部分を動かすと不具合が解消されたりするので次に中央部分をチェック~。
問題なし。抵抗部分にハンダ浮きも見られず徐々にハマっていきます、、、。
断線や漏電の際、見当が付かない場合はを中間部分で回路を切り離し1次側か2次側でどちらがダメか調査していくのがセオリーだと思います。
こんなキレイな基盤で断線~?と思いつつ1箇所ずつゼロΩダイヤルや回路をチェック、、、わかった!!原因はこちらでした。
電池ボックスと基盤の接続部分の断線でした。目視では全然分かりません、、、。
確かに落下時や振動を加えた時に基盤とちがう揺れ方をするので一番ハンダが浮きやすい部分では有りますよね。ロータリースイッチを動かして症状が変わるのも、接点部分が基盤を押し付けながら回転するため、この押し付けが先ほどの断線部分を微妙に押し下げたり接触させたりさせていたようです。
今回は自分自身への「聞き込み」が甘かったため、少し時間が掛かってしまいました。
外回りで落としてしまったことを考えれば、もっと早く解決していたな~と思います。
ともかく、また使えるようになって良かった。
これからは車載の1軍として頑張ってもらいます~!
今でも色々と教えてくれた会長には感謝です。
暦。
みなさんは暦(こよみ)・日柄を気にしますか?冠婚葬祭では当たり前のあれです。
細かい暦の説明は割愛させていただくとして、この暦。
建築業界では戸建ての上棟やなんかは大安にあわせたりもしますし、中には大型家電を納品する日も日柄を読む方もいます。
逆に気にしない方は「そんなものは人が決めたものだ、気にするな」なんて人も、、、。
ちなみに僕が出会った究極(笑)は「年が明けたくらいで何がおめでたいんだ」と、一切新年の挨拶をしない人でした、、、。
話を戻しまして、暦を読む人の特徴として
・何事もマメ
・暦の節目節目で気を引き締め直す
・仕事や家業において、新年や季節の変わり目で反省・計画・実践・修正を行う
などがあり、まわりには比較的仕事や家業で結果を出している方が多く見受けられます。
確かに忙しく毎日に追われ、気がついたら一年が過ぎるような時もありますもんね。
そんな時は暦に頼って(笑)気を引き締めるのも十分有りだと思います。
成人の日は大安。東京は雲行きが怪しいようですが新成人の方には是非、新しい一歩を踏み出して欲しいです。
それでは、また~。
長持ちランプ。
年配の方とお話しする場合は電気店としての実力が試される場面が多々あります。
お客様「あのう、、長持ちする電球、、、エーエーディ、、、」
僕「長持ちするLEDランプですね!」
お客様「カバーが付いていて夜になると勝手に付いて朝方切れる、それでエーエーエーディが、、、、」
僕「あっ、センサーが付いている照明に長持ちランプですねっ!」
横文字は厳禁ですのでLEDも→長持ちランプ。という具合に分かりやすく横文字や専門用語を使わないようにご説明しています。
しかしLEDランプ。ご自身で交換した際の不具合が多いです。
センサー付庭園灯。
暗くなると照明に内蔵されたセンサーにより自動的に点灯します(70%の明るさで点灯)そして人や猫などを感知しますと100%の明るさで点灯します。点灯の仕方はセンサー底面のツマミにより変更は出来ます。
しかし、この調光センサーLEDランプ不適合なんです。この明るくなったり暗くなったりする機能がLEDと互換性が無いんですよね~。ON/OFFタイプのセンサーならばまだOKなのですが、70%点灯の調光状態がLEDランプのフラッシュや不点灯を誘発するんです。
一応念のためメーカーに問い合わせしましたが適合ランプは無いとのこと。
今回、お客様と相談しなるべく費用を掛けずに長持ちランプを使用したいとのことでしたのでこちらを使用しました。
センサー付防水コンセント。
庭園灯の電源は防水コンセントより供給されていたのでこちらに変更することによりコンセントの先をON/OFFのセンサーにすることが出来ます。(もちろんセンサー関係なく電気が取れる差込もあります)。
これに交換しても庭園灯本体にもセンサーは有りますので、本体を分解しセンサーを切り離し致しました。
最後にLEDランプへ交換、試験点灯~バッチリ!!(写真は撮っていません)
実はこういった賢い器具ほど後々やっかいになったり手間に感じる場面が多いんですよね~、売るほうとしては値段も上がりますし、「便利ですよ~」と売り込みもしやすいんですが、、、。
尚、今回は最後にもとのスイッチ部分にテプラで
「庭園灯スイッチ、常にオン」と貼らせていただきました。
僕が今後このお客様の電気工事を全て請け負うのであれば問題無いのですが、そうとは限りません。何かのきっかけでリフォーム業者さんも入ることもありますし、息子様やご家族の方からのご紹介で他の電気屋さんも入ることもあります。
そうした際にパッと見えるようにするのも(特に電気は見えない・匂わない)業者の役目だと思っています。
「どうせまたうちに頼んでくるからそんなの貼らなくていいんだよ」という姿勢の業者さんも居ますが、、、。
本当に良い業者さんて同業さんからの評判も良いものです。その逆も然り(笑)
僕もお客様をはじめ同業の方にも恥じない仕事をやっていきたいと思っています。
それではまた~。