住宅供給過多。
都内では賃貸物件の空室が目立つようです。
一昔前、賃貸の場合は大家さんが影響力を持っており、
それこそ借主は「お貸ししていただく」という傾向でした。
仕事柄、オーナー様大家様とお話しする機会が多いですのが、
皆様最近は「借りてもらっている」という感覚だそうで。
借りる側からすればお部屋を選べる立場ですもんね、最近は敷金礼金0物件もありますし。
というわけで本日は水廻りのリフォーム現場の下見です。
居室などは3年前リフォームしたそうですが、浴室などは未実施。
残念ながら3年間借り手が見つからなかったようです、、、。
新四畳半暮らしもグイグイ来てますが、やはり水廻りは重要。
居室は多少古くとも「レトロ」で済みますが、お風呂はそういきません。
特に冬場は極寒です、、、。
ですが、この物件古いんですが家主さんから大切にされているのが分かるお家です。
3年も空き家となると独特のこもった匂いや排水口の匂いが上がってきたりするのですが、
頻繁に空気を入れ替え掃除を行い、入居希望者がいつ来訪されても
見せられるようにしているのがすぐに分かりました。
「本当に良い家」ってシンプルとかモダンといったスタイルのことではなく、
「家主に愛されている家」なんですよね(個人的に)。
建築家の安藤忠雄先生は著書の中で「建物は生き物だ」と言っています。
大家さんに愛されている家。今回も微力ながら協力させていただきます。
皆様も年内無理しない程度に気張って行きましょう!
それでは、また~。