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トイレのリフォームをしている業者さんから「コンセント」を増設してほしいと連絡をいただき、行って来ました。
古い壁紙がこんにちわしてました。花柄のクロス最近見ませんよね~、なんだか懐かしいです。
作業中。
ボードくずは掃除が大変なので、床面は養生。
作業する箇所は事務所内のトイレなので外履きで良かったのですが、靴自体が汚れると廊下まで真っ白になってしまうので中履きに履き替えてます。
石膏ボードでの壁の立て方は色々とあるのですが、こちらは通称「GL」でした。
GLボンドという(製品名)接着剤をコンクリート面へダンゴ上に貼り付け、そこに石膏ボードを貼り付ける方法。
ちなみに内装関係ではない業者の方に「GL」と言うと他の意味に取られます、、、。
同業の方にも「壁GLですよ~」と言ってもたまに「ポカーン」とされます、、、。
話を戻しまして。このGL施工の場合、追加配線に一手間かかります。
ちょうどボード裏のダンゴ(接着剤)のない箇所を配線するのであれば隠ぺい配線が可能ですが、そのダンゴはカチカチに硬化してまして、、、。
位置もダンゴの量や潰れ具合により隠ぺい配線の可・不可の判断が難しいんです~。
要はダンゴの間を狙って配線しないと壁裏に線が隠れないんです。
ですが、今回は化粧タイルを仕上げに張るというので最初からミゾ状に開口し配線という指示。
こちらは既設コンセント部分。ここから新しいコンセントに電気を送ります。
今回は変則的な工期なので先にコンセントは結線して仮付けしています。タイルが張りあがったら固定!
取り付け用のネジをつけて、「ここまではタイル開けて下さいね」アピールです、、。
たまにタイル面でネジ穴を隠されると大変なんで、、、。
追加コンセント側も一度固定してケーブルのクセを作っておいて浮かします。
タイル面の器具付けはタイルを割ってしまう可能性もあるので慎重に。
コンセントに付いている黄色テープはタイルを張るときのボンドが付かないようにです。
本来であれば、タイル施工が終わった後にコンセント付けなのですが、今回は改修工事で変則的な収まり。
養生からの作業は慣れてない業者さんからだとストレスなもの。
あらかじめ、こちらでやっておきます。
本当は器具と目地の取り合いなどもしたいところでしたが、これで無事にタイルを貼れると思います。
今回は急なお話でした。ご依頼ありがとうございました。
こういったコンセント1つだけの作業でもお伺いしますので、お気軽にご連絡くださいね。
よろしくお願いします。