タイマースイッチ。
先日、以前も改修でお伺いしたマンションの管理会社さんから連絡があり
「共用灯のタイマースイッチが動いていないので見て欲しい」と御連絡を頂きました。
集合住宅の共用灯って大きく分けて照度センサーで点灯させる場合と、
タイマーで点灯させるタイプがあります(センサーとタイマーの合わせ技も有り)。
共用灯のフロア全体の不点灯となると、調査からスタートするのですが、
ここ管理会社さん、非常に熱心な方でして、
私たちのような業者に丸投げすることなく、自分の足でしっかりと現場を確かめてくれて、
何度か電話でやり取りするうちにほぼほぼ「タイマーが動いていない」と分かりました。
バッチリ写真も送っていただき、事前にタイマー型番も調べて下さり大変助かりました!
2基あるうち1基のみ不動だったのですが、ここは提案。
となりのもう1台も建物竣工時と同時期に設置されたことが予想されましたので、2基同時の交換をオススメさせていただきました(費用的にもオススメ)。
作業当日。
こちらのタイマー、中央が時計になっていて、オレンジと白のピンの位置で点けたり消したりさせます。
一般照明用と非常照明用(階段照明)とあるのですが、それぞれピンに位置が違い点灯させている時間が違います。
撤去してから「どっちがどっち?」とならないよう本体にメモしちゃいます。
配線も間違えないように
線名札。
接続する端子名やケーブル名称を書き込みます。別にケーブルに直接書いても良いんですが、、、やっぱりあると便利で確実。
この先、長い目で見ればメンテナンスで入る電気屋さんは私だけじゃないはず(本当は長いお付き合いしたいですが、、、)。
そんな時、次に入る業者さんのためにもなるし間違えも防げます。
この住宅の盤の中も竣工当時の電気屋さんの残してくれた書類や図面がしっかりと残されており、そういうちょっとした一手間が後々助かる場面も多いんですよね~。
作業中。特に埃がでる作業ではないのですが、作業する盤の下にもう1つ盤がありまして。
万が一ネジや工具を落としてしまうとショートや停電に可能性があるので養生しています。
新しいものに交換中です。
結線を終えたら、以前と同じ時間にピンを差込み、点灯試験で終了。
なのですが、タイマースイッチを交換すると大体は「以前より点くのが早い・遅い」とのお声をいただくので基本的に1週間程度は様子を見ていただきます。
今回は管理会社さん、オーナー様のご協力もあり大変スムーズに終わりました。
特に管理会社さんが調査もしてくれたので、今回は非常に金額的に控えめ?に収めることが出来ました。
もちろん大変手間だったとは思いますが、オーナーさんからしても私たち業者側からしてもお互い「得」をしているので間違いはないと思います。
いつも大変助かっています。
寒い中、お疲れ様でした!
今後ともよろしくお願いします。