消防庁広報より。暖房器具の修理について。
少し前のものですが、東京消防庁の広報です。
寝たばこ、コンロは直接火を使いますので警戒する方も多いです。
やはりそれでも火災事例は多いです。温度センサーが付いているコンロも普及しておりますがご注意願います。
電気ストーブでの東京消防庁管内の火災死亡者数、コンロでの火災死者数と同じなんです。火を使わないことから気軽に使えることにより、非常に事故件数も多いです。
本当に火災事故には気をつけていただきたいです。
そして冬の定番と言えば電気コタツ。ヒーター部分とコンセントをつなぐこの「袋打ちコード」。
長い年数使用していると波を打っているツイスト部分が膨れてきます。
ベテランの電気屋さんは通称「コブ」とも言ったりします。
長い時間使用することによりコード自体も熱も持ち、その熱から伸縮を繰り返します。伸縮を繰り返すうち芯線と被覆にズレが生じ、凸凹が大きくなるのです。
コタツが付かなくなってしまった場合、大体は「コードが切れた」と判断され、
お持込されますが凸凹が大きい(使用年数が長い)と修理をお断りさせていただきます。
それだけ長く使っているとヒーター本体の故障も予想されるからです。
これはどこの電気店でも共通だと思いますが、電熱器具(コタツ・ヒーターなど)の修理で少しでも火災・出火が予想される場合は修理不可の対応を取ります。
コタツなどはヒーターユニット一式の交換も可能です。
愛着のある暖房器具を修理したいお気持ちはわかります。
インターネットで直った例を主張される方もいますが、そこは電気店の判断を信じていただきたいです。
ご理解、ご協力をお願い致します。