照明交換。
先日、照明の交換作業を行いました~。
富士型照明器具。メーカーさんによっては富士山を逆さにした形なので「逆富士」なんて名前でも取り扱いされてます。
テナントビルさんでは定番の器具。
「富士型器具二灯用の交換をするといくらですか?」と、電話でもお問合せをいただきますが、すみません、、基本的には下見を行わせて下さい、、、、。
と言いますのは、今回撤去交換した器具はこちら。
一見、普通の富士型器具、、、ではなく中央にあるヒモが見えますか?
こちら、一般の富士型器具+非常灯の機能を兼ねた器具になるんです。
非常灯はたとえば有事(火事や停電)の際、照明に供給されている電気が遮断されると、
自動的に内部の電池へ電源が切り替わり、一定時間はランプが点灯。
急に暗闇にならないよう、その間に外部へ非難が出来るといった機能になります。
この引きヒモが点検スイッチでして、器具に設置されている充電池がしっかり充電されているか点検できるスイッチになっています。
様々なタイプの非常灯がありますが、このタイプは普段は照明スイッチで入り切りしながら、常に内部の充電池を充電します。
よって配線方式や結線方法が違います。
これが充電池。経年劣化で充電できていない状況でした。。。
安定器。
ランプのチカチカや点灯が不安定になってきたらこの安定器が原因と言えます。
この器具は大丈夫でしたが、この安定器の周りは熱がこもるので古~い器具ですと内部の配線がパリパリになっていることがあります。
照明と一口に言っても、様々な種類が有ります。
最近はご自身で判断し問い合わせいただくこともありますが、お気軽のお問合せ下さいね。
ちなみにこういった防災関連の不具合を是正せずに放置していると
違反対象物として、消防庁のHPで実名で公表されます。
命を守る大切な照明もあるんです。
皆様も御確認のほど、よろしくお願い致します。