長持ちランプ。
年配の方とお話しする場合は電気店としての実力が試される場面が多々あります。
お客様「あのう、、長持ちする電球、、、エーエーディ、、、」
僕「長持ちするLEDランプですね!」
お客様「カバーが付いていて夜になると勝手に付いて朝方切れる、それでエーエーエーディが、、、、」
僕「あっ、センサーが付いている照明に長持ちランプですねっ!」
横文字は厳禁ですのでLEDも→長持ちランプ。という具合に分かりやすく横文字や専門用語を使わないようにご説明しています。
しかしLEDランプ。ご自身で交換した際の不具合が多いです。
センサー付庭園灯。
暗くなると照明に内蔵されたセンサーにより自動的に点灯します(70%の明るさで点灯)そして人や猫などを感知しますと100%の明るさで点灯します。点灯の仕方はセンサー底面のツマミにより変更は出来ます。
しかし、この調光センサーLEDランプ不適合なんです。この明るくなったり暗くなったりする機能がLEDと互換性が無いんですよね~。ON/OFFタイプのセンサーならばまだOKなのですが、70%点灯の調光状態がLEDランプのフラッシュや不点灯を誘発するんです。
一応念のためメーカーに問い合わせしましたが適合ランプは無いとのこと。
今回、お客様と相談しなるべく費用を掛けずに長持ちランプを使用したいとのことでしたのでこちらを使用しました。
センサー付防水コンセント。
庭園灯の電源は防水コンセントより供給されていたのでこちらに変更することによりコンセントの先をON/OFFのセンサーにすることが出来ます。(もちろんセンサー関係なく電気が取れる差込もあります)。
これに交換しても庭園灯本体にもセンサーは有りますので、本体を分解しセンサーを切り離し致しました。
最後にLEDランプへ交換、試験点灯~バッチリ!!(写真は撮っていません)
実はこういった賢い器具ほど後々やっかいになったり手間に感じる場面が多いんですよね~、売るほうとしては値段も上がりますし、「便利ですよ~」と売り込みもしやすいんですが、、、。
尚、今回は最後にもとのスイッチ部分にテプラで
「庭園灯スイッチ、常にオン」と貼らせていただきました。
僕が今後このお客様の電気工事を全て請け負うのであれば問題無いのですが、そうとは限りません。何かのきっかけでリフォーム業者さんも入ることもありますし、息子様やご家族の方からのご紹介で他の電気屋さんも入ることもあります。
そうした際にパッと見えるようにするのも(特に電気は見えない・匂わない)業者の役目だと思っています。
「どうせまたうちに頼んでくるからそんなの貼らなくていいんだよ」という姿勢の業者さんも居ますが、、、。
本当に良い業者さんて同業さんからの評判も良いものです。その逆も然り(笑)
僕もお客様をはじめ同業の方にも恥じない仕事をやっていきたいと思っています。
それではまた~。