苦戦、、、。
「マンションの1Fの共用照明が点かないので見て欲しい」と不動産管理会社に勤める友人からのお問い合わせ。
時間があるときで構わないとのことでしたので、週末の余裕のある時に向かい若林~国道246号~二子玉川~二子橋をわたって到着。の予定でしたが、週末の二子玉川の賑わいが想像以上で、、いやぁ、すごい人でした。。。
渋滞に巻き込まれつつ何とか到着。
まずは簡単に見れる箇所、もしくは照明器具へちゃんと電気が流れているか(来ているか)をチェック。基本中の基本です。
不点灯のお問い合わせの中ではお客様は「断線」や「接触不良」を想像されます。
見えないところでの断線てあまり無くて「接触不良(施工不良)」、もしくは「器具不良」が大体。
もちろん、断線もありますが工事中に切られてしまったとか、小動物に食いちぎられたとかでない限りは、、あまり都心では見かけないのでは?先日の大雪ですと雪の重さで切れてしまったりとかありますが、、、。
こちらの分電盤は少々劣化・汚れが気になりますがきちんと電気が流れていました。
そして照明器具をチェック!
昼間なので点灯自体していない=スイッチがオフ状態なので付近のコンセントから配線を直結して点灯試験しました。
一応問題無く点いたので(ランプが怪しい、、、念のため、交換)照明器具はひとまずOK。
分電盤がOK、照明器具もOK。
ということで今度は照明まで電気を流すスイッチを疑っていきます。
ここが難所。
この物件は初めての訪問でしたので、以前もお話した
タイマースイッチで点くか?照度センサースイッチで点くか?が、分かりませんでした。
天井裏も見て、各階の盤の箱も見て、それでもタイマーは見当たらなかったので、今度は照度センサーがどこかにあるのでは?と思い、建物外周をグルグルと、、、ありました(^^)!
これが照度センサースイッチ。
EEセンサーとかフォトスイッチという名前でも呼ばれています。
周囲が暗くなると自動的に照明器具へ電気を流してくれるんです。
これもやっぱり経年劣化があり、古いものになると上手く動作しなかったりします。
ほぼほぼ、不点灯の原因はこのセンサーかな?と思いつつ、点検の為にセンサーを遮光カバーで覆い点灯試験!
な、なんと、、、!何事も無く全部の照明がきちんと点灯しました(笑)
「照明器具が点かない」
↓
「電気屋さんが訪問」
↓
「電気屋さんがいるときだけ症状出ない」
よくあるパターンかと思っていたところ、住人の方がお通りになったので正直にお聞きしました。
そうしましたら、やっぱり普通に球切れの状況だったみたいです(最初のランプが怪しいのが正解)。
分電盤、天井裏、センサースイッチ、各所を点検してもやっぱり球切れが原因ということもあるんでんすよね。
もちろん、最初から球切れと決めこむのも良く有りません。
怪しいところのランプを交換し、
今回は、正直に管理会社さんへ「実際に見える作業はランプ交換ですが、各所で点検させていただきました」と伝えたところ、「安心しました」とのお声を頂きよかったです。
年末の共用灯改修と異なり見えない部分も多く、苦戦しましたが無事に点灯してよかったです。
ランプ交換で入っている業者さんもいるようで、次に点灯しなかった時にはまたお声がけくださればと思っております。
よろしくお願いしますー!