冬です。
いよいよ12月、師走。
師も走り出すほどの季節、、など聞いたこともありますが、まさにそんな感じで、
先日リフォーム会社さんの現場で、この電気工事業界に入ったときに大変お世話になった(勤めていた)会社の方にばったり会いました。
私は最初から電気屋さんというわけでなく、一番最初は火災報知機をメインに扱う会社に勤めていました。
広~い意味で言うとどちらも配線したり、結線したり作業内容は似ているのですが、ジャンルがちょっと?違う業種なのです。
数年、勤めもっと電気全般を勉強したく退職したのですが、、、、。
その会社の方といっても既に定年退職されて、今は若い社員さんのサポートについて周っているようです。
昔は全然喋りもしないし、ぶっきらぼうだし、会社~現場往復の車の中も無言だし(笑)だけども、作業の中で悩んで悩んで分からないときにポッと急所というかヒントをくれる、非常に仕事の教え方が上手な方でした。
多分、その方に出会ってなければ今でもこの仕事は続けていないのかもしれません。
退職する時も実は、引き止めてくれたんですよね。
まあ、数年ぶりにあったらよく喋るし、気さくだし(笑)いいおじいちゃんになったな~と安心しました。
まさに師走。師匠も走り出すほどの季節ってことですね。
私も走りはしませんが怪我なく年内を収めたいと思います。
寒いですね、、、。
先週までは気温が30度近くまであがる夏日もありましたが、本日は最高気温12度と東京は12月並みの冷え込みとなりました。
急いで冬支度としたいところですが、、、
先日リフォームでお伺いした現場のコンセント。
冬場は電気ヒーターなど大量に電気を使うものをタコ足タコ足で、経年劣化した延長コードなどにつないで使用しますと、このようにコンセントや延長コードが焦げてしまうことがあります。
ちなみに写真のコンセントはエアコン用のコンセント。
リフォーム会社の監督さんから電話があり、「どうやらそこのエアコンコンセント、室内機の設置箇所から遠く延長コードでつなげていたみたい。この際近くへ移設してください」と連絡がありました。
今回は内装リフォームがメインでしたので一部壁を開口しつつ(もちろん内装屋さんで修復してもらいます)内機の設置予定場所の近くまで配線致しました。
こういったところまで修繕できるのが、リフォームの大きなメリットですよね。
とくに古い建物ですと、外壁に面した部分のコンセントは本当に経年劣化が著しいです。
そして、ここまで壁コンセントがくすぶっているのもトラッキング現象による発火の直前だったのでは?と感じています。
身の回りの冬支度と共に今一度、
お家の冬支度・点検もお願い出来ればと思います。
暑さ寒さも彼岸まで。
先週末の台風、皆様のまわりではなにか影響は出ておりませんでしょうか?
東京は夜中に通過したようで、朝の出かける時間にはまさに「台風一過」といった感じに。
勝どき橋。ではなく手前の橋は築地を抜ける新道路。
築地の移転問題でいまだ未開通。
私の友人には魚関係(この言い方は変ですね、笑)の友人もいるので良い方向に進んでくれればと思っております。
お彼岸入りですね。お彼岸が明ければいよいよ秋。
寒暖が出てくる季節でもありますので、
皆様も体調管理にお気をつけください。
住宅用火災警報器。
住宅において火災警報器を設置することが義務付けされ、10年ほどが経過しました。
火災報知機(配線式)とは違い電池式となっておりその、電池の寿命は10年を目安とされています。
電池が切れそうに鳴ると、警報機本体がアラーム音を鳴らし、電池切れをお知らせしてくれます。
数年前から電池切れの機器も多くなり、電池交換での訪問もありましたが、
費用的にも差が無いこと、設置当初の「10年を目安に電池を交換」という方針より
「10年後には機器ごと交換」という流れがメジャーとなってきました。
さて、この住宅用火災警報器、年々改良が進められ最近は「アラーム音」ではなく「音声」で警報を知らせるものがほとんど。
初期型は「アラーム音」による電池切れなどを知らせるために、
「お家の中で聞いたことが無い音がなっている」とのお声も聞くようになりました。
その警報音をとめる際には
下部のボタンもしくは引き紐を引けば止まります。
しかし、故障状態や電池切れの状態が続くとまた12時間後になってしまうのです、、、。
じゃあ交換までの間は電池を抜いておこうと思いますが、、、
ガーン、、電池は取れないようにネジ止めされています。ドライバーで簡単に取れますが説明書には分解しないことと書かれています。
これはおそらく施工当初は10年後電池切れが発生しても簡単に取れないようし、
容易に未設置の状況を発生させないようにしているのかな?と感じています。
賃貸などですと、音の止め方が分からなかったら大家さんや管理会社さんへ連絡が行きますもんね。
説明書では販売店や設置店への問い合わせを推奨しております。
もちろんご自身で行っているかたもいらっしゃいますので一概には言えませんが、これからの時期お困りの方も増えてくると思います。
先日訪問したアパートでは全戸同じ日に設置したのでしょうか?
アラーム音が留守中と思われるお部屋(何戸も)から聞こえました(^^;)
なにかと手間だと思いますが、皆様の命を守る大事な機器です。
しっかりと管理のほうをよろしくお願い致します。
シーリングファン取り付けのお問合せ。
今回は現場での写真ではありません。
先日、「シーリングファンの取付したいのだけれど、自分でも出来ますか?」というお問い合わせを頂きました。
お話を伺うと今度転居し、新居にシーリングファンを取り付けたいとのこと。
直接、お伺いしたいところですが遠方へお住まいになるようでしたので、メールで写真も添付しながらお答えさせていただきました。
まずはシーリングベース及び天井強度の確認。
照明が取り付けさえれていない状態でグイグイと真下に引いてみて、
目安としてはシーリングファン程度の重みの力を加え天井材にしっかりとネジがついているような感じであれば大丈夫です。
そのとき、逆にしっかりと付いていない状態であれば簡単に抜けてきますし、天井全体が大きく歪んだりするようであれば危険です。
そして、画像左側のシーリングベース(ローゼットとも言います)であれば、
機種にもよりますが外周部の金具穴部分を利用し、比較的ご自身でも付けられると思います。
よくあるのは中央と右側のシーリングベースが取り付けされていた場合でのお問い合わせ。
おそらくその場合もファン附属の金具を天井に取り付けするようになるかと。
しっかりと天井の骨組み(下地)にネジを止めないと落下する危険がございます。
通常であれば画像のようにネジ穴部分にそって天井下地があるのでそこをめがけ、、、
ネジをとめます。
このネジ止めが非常~に重要でして構造上、このネジにシーリングファンの重量がかかるわけです。
機種によってはベースと電線を一度切り離さないと、、、という時は、
電気工事士で施工となりますのでご自身での取付はお控え下さい。
ちなみにこのネジ止めですが、天井下地が木材の場合は手の力でもネジが入るのですが、天井下地が金属の場合は結構頑張らないと入っていきません、、、。
というか初めての方は出来ないと思います。
こうして苦戦するうちに日も暮れ、シーリングファン(照明)の取り付けもできず、
暗闇の中で荷解きをするお家も見てきましたので、、、。
お引越しのときはどうしてもバタバタとしてしまいますし、急な出費に気分が落ち込んでしまうことも有りますよね。
余裕を持った行動をオススメいたします。
私も鎌倉のハモサさんのシーリングファンを使用しています。
主張が強くなくて、気に入っています。
皆様もご自身で出来なかった際は遠慮なくお問合せ下さいね。
よろしくお願いします。
無事に直りました~。
さてかなり前のお話ですが、BSアンテナの修繕に行ってまいりました。
今回は以前まで視聴できていたBS放送が視聴出来なくなったというもの。
別件でお邪魔した際に簡単な点検を行ったのですが、テレビまで電波が来ておりませんでした。
次に疑われるのはBSアンテナ本体の不具合もしくはアンテナケーブルの不具合。
それとたまにあるのがテレビ本体の不具合。
BSアンテナは電波を受信し、その電波をテレビまで送り出すのに微量の電気が必要となります。
集合住宅や最近の戸建てではアンテナケーブルの集合部分でブースターという機器を設置し電気を送ることとなりますが、BS放送が1つの部屋でしか見れない時、ブースターを設置しないときにはその微量の電気をテレビから供給することとなります。
要はテレビ側から上手に電気を供給してあげないとBS放送が見れないんですね。
今回はその可能性は見られませんでしたので、
簡易的な調査の後、修繕の御見積を提出し承諾を頂きましたので修繕実施となりました~。
アンテナ結構古いです、、、コンバーター部分の錆びも進行しています。
アンテナが原因か、アンテナケーブルが原因かはハシゴで上がりアンテナ部分で点検。
アンテナまではしっかりと電気は来ていましたが、アンテナでは電波が受信出来ていませんでした。ということでBSアンテナ本体の交換。既設の取付金具を再利用させて頂きました。
アンテナ交換後、専用のレベルチェッカーを使用しまして方向調整。
無事にBS放送が見れるようになりました~。
写真には撮っていませんが、アンテナケーブルもちゃんと固定されていない部分もありましたので壁面に支持し長さもギリギリでしたので延長。
ケーブル延長接続部分は雨に打たれても水がたまらないように融着テープを巻いたり水切りするように余丁を設けたりと一手間も二手間もかけます。
以前の記事でもお伝えしましたが、テレビが見れないということは結構重要だと思っていますので(^^;)
今回の作業は無事に終了。
今回の御見積はハシゴで上ってみないと何が悪いか分からないと言う状況での御見積。簡易調査でアンテナもしくはアンテナケーブルが悪いことは検討がついたのですが、このどちらかが断定出来ませんした。
御見積では
①アンテナが悪かった場合の御見積と
②ケーブルが悪かった場合の御見積 の二つを合算したものを提出させていただきました。
最悪、どちらも悪い場合も有りますし、どちらか一方のみで修繕可能の可能性もありますので「どんなに悪くてもこれ以上はいただきません」という形。
もちろん、一方の作業のみで修繕となった際にはその分の項目を減額しますと言った感じです。
御見積書にもそのことは記載しますし、どうしても御見積書ではかた苦しい言葉になってしまいますので、今回は分かりやすい言葉を選び補足のご説明書も添付いたしました。
何より無事に修繕できてよかったです。
これから台風の時期ですので再度こちらからもテレビの視聴状況はお聞きしようと思います。
皆様も何か気になることがございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
よろしくお願い致します。