カレーご馳走様でした。
先月、下見に行って来たポスティング会社さんの御見積が通り、
工事に行ってきました。
電気はガス・水道と違って【見えない・匂わない】部分が多く、細かい仕様は本社のご担当様とも直接お話する機会を設けていただき、十分にご説明出来ました。
ご納得していただいてからのご発注はお互いに気持ちが良いものです。
ちなみに作業内容は分電盤工事・コンセント増設工事・照明交換工事×2台。
これはまだ作業途中(今回は上の分電盤)。
分電盤作業でその場を離れる際は基本的にフタをします。
お客様が興味を持って覗き込んだりすると思わぬ事故につながります。
立地条件によっては思わぬ小動物、害虫が紛れ込む可能性も有ります。
今回はメーター部分・電源供給部分が離れていたため何かと離れる時間が多いので、
極力移動の手間は少なくしますが、安全・安心のために手間は惜しみません。
写真は撮っていませんが養生シート(マスカテープ)で他のブレーカー部分にネジや端子を落としてショートさせないよう、、、と色々やってます。
分電盤の作業終了後はコンセント増設。モール配線です。
今回はサーバー関係の単独コンセントを設置致しました。棚で隠れる可能性もありましたので抜け止めコンセントに。
事前に机や荷物、棚を移動しておいてくれたお陰でスムーズに作業出来ました。こういうサービスをしておいてくれると、こちらもサービスしたくなっちゃいます。
お次は40w型蛍光灯器具の交換。
本体ソケットが破損し、かなり年数も経っている器具でしたのでLED器具へ変更しました。
普及型の器具であれば細かく修理するより器具交換のほうがお得。
この辺りはメーカーさんのご協力もあるので費用的にもオススメです。
最後は棚下灯の交換。グローランプ(点灯管)やランプを交換しても点灯しないということでした。こちらも古いです、、、安定器の発熱により一部が変色していましたので器具交換。
すぐに交換交換と言うとは何事だ!と言われそうですが、、、メリットが多いので、、、。
引きヒモが左から右に変わりましたがすぐに慣れると思います。
台所によくあるこの棚下灯。「何でもいいから交換して~」と言われますが、
割りと器具選定に悩みます、、、。
ヒモがあるか?コンセントはあるか?光量は?
色々ありますので~。
全て終了すると「明るくなった~!」とお声を頂きました。
実はこの仕事をしていて「明るくなった」という言葉が一番嬉しいです。
灯りには、「部屋などを明るくする機能」と「気分を明るくする効能」があると思います。
もちろん落ち着く灯りも必要です。
電気屋さんは照明1つ交換するのにも考えて器具の選定をしているので、
こういった目に見えない部分の評価もいただいたようですごく嬉しいんです。
私の同級生の勤める会社さんでしたので、その友人に休日出勤までしてもらいおまけにお昼までご馳走(カレーでした)になってしまいました。
こちらの現場はまだまだ東京電力さん区分の工事もあります。
まだまだサポートさせて頂きますのでよろしくお願いします。
御見積の「質」。
先週の水曜日は事務所のほうを閉めさせていただきました。
実は前日も一日作業のため閉めていたのですが、顔を出しに来てくれ方もいたそうで(インスタグラムで知りました、、、)大変失礼致しました。
電話をいただければ転送もしくは留守番電話になっておりますのでお名前、お電話番号のメッセージをお願いします。こちらから必ず折り返し致しますので。
さて水曜日、八王子まで行って来ました。
今度、町田市内の改修工事を行うのですが管轄する東京電力さんの支社が八王子なんです。
最近はインターネットでも届出が可能ですが、お客様の登録内容や動力の契約設備など、これから先、知っておきたい内容があったのであえて行って来ました。
今回は契約容量を上げる内容がメイン。
状況によっては引込み線の張替えや事前協議なども必要。
いざ工事がスタートしてから追加追加とならないようこういった準備は非常~に大切。
下調べを入念に行った甲斐もあり、申請も無事に受理され、後は工事のみとなりました~。
そして、午後の現場は東京駅方面(笑)
八王子滞在時間30分。さっき走ってきたばかりの甲州街道を逆戻りです。
無事に往復80kmほどの移動を終え、エアコンの点検。
内容は暖かい風が出ないとのこと。
お客様(昔からの友人)は既に管理会社さんに修理見積書をいただいていたのですが、ご納得いかないようで、、、。
確かに運転はしないし起動状態も落ち着きません。
圧も上がらない!
念のため他にもメーカーさんの技術部門ともやり取りをしながら点検したのですが、やはりお客様が頂いている見積明細書と同じ内容の不具合が考えられました。
この後、実際に管理会社さんから頂いた御見積書を拝見したのですが金額・内容ともに不備は無く、私からしても妥当と言える内容。
そのことを伝えると「やっぱそんなものか(これぐらいの金額か)」と言われしまいました、、、。
他業者さん・管理会社さんの御見積に不満を持った方からの「御見積チェック!」
のようなお声を掛けていただく(電気水道ガス関係なく)のですが、それ相当の価格。すなわち同業が見てもこれぐらいはかかりますよ。という内容の物もあります。
こういう場合、相見積により金額で判断するのも重要ですが、
御見積書の「質」も同じくらい重要視してください。
変に金額を上乗せされてないか?追加工事の可能性は無いか?部材費・工事費が一式か?別か?
色々と見えてくると思います。
あくまで目安ですけど、、、。
高額でない工事の場合は材工一式で項目を出したほうが気持ちいい部分もあるようですが高額の受注となる場合、
良心的な業者さんは「気合」が入ります。
語弊はありますが
「金額=儲け」ではなく
「金額=緊張感」に繋がるんですよね。
そうした緊張感が御見積書にも反映されてくると思っています。
個人的には。
皆さんも参考にしてみてください。
よろしくお願いします。
東京、また明日も冷え込むようです。
先日、告知いたしました「定休日」に関してですが、完全にお休みというわけでなく、
あらかじめ予定を組んでいただければご対応いたします。
というのも遠方の作業の場合どうしても丸一日かかる場合が多く、日中に戻ってこれない時が有ります。
そういった作業内容の現場を水曜日に実施できればと思っております。
よろしくお願いします。
さてさて、明日20日(金)またまた雪マーク。
本格的には積雪とはならないそうですが予想最高気温が4℃、、、、。
ここまで冷え込むとエアコンも「霜取り運転」を行うため一旦運転が止まることがございます。
↑是非チェックして見て下さい。
暖房運転時、室内機が止まり「ポシューッ」と息抜きするよう音を出し、外機についた霜を落とすための「霜取り運転」に入ります。
ちなみに霜取り運転時は温風が止まり、寒い思いをしますが
霜取り終了後は正常に運転を再開します。
ただし、その霜取り運転時の状態を「故障した」と勘違いされるかたも多いようです。
寒冷地ではこの霜取り時でも頑張ってくれるハイスペックモデルが普及しておりますが、23区内ではなかなかお目にかかりません。
もちろんハイスペックモデルへの交換もオススメしますが、
基本は一枚厚着をする。
カイロ、湯たんぽなどの携帯できるものを使用する。が冬の基本ですかね、、、(こんなこと言うと電気屋失格、、、)。
賃貸物件の場合、エアコンの故障と勘違いし借主様は不動産会社さんへ連絡すると決まって
「室外機にお湯を掛けてください」と言われるようです。
室外機外側のフィン部分をお湯で温めるということみたいです。やられる方は自己責任。
雪が積もって足元が悪い場合は転んでお湯をかぶらないよう注意。
室外機の廻りに物を置かないなど事前に出来る対策もありますので、
詳しくは先ほどのダイキン工業さんのHPでチェックしてみてくださいね。
よろしくお願いします。
メーカーサービス様 ご対応ありがとうございました。
「キッチン照明のカバーが取れないので切れたランプの交換が出来ない」というお問合せ。
事前のお話だと「天井に埋め込まれている」という事で行って来ました。
ユニット一体式LEDダウンライト。
カバー、ランプ部分が一体になっておりLEDダウンライトでよくある設計のものです。
それが実際に行くと点灯しないんです、、、しかも3灯も。
LEDでは調光スイッチや押すと光るスイッチとの相性もありますが、今回は該当なし。
もちろんすぐさま電圧をチェック。こちらも問題なし!
不点灯の結果はLEDユニットの不具合。
国内メーカーの物でしたので保証有効期間で対応してもらいました。
今回はリフォームされた物件をお客様が購入、そのリフォーム時にLEDダウンライトへ変更されたようです。
本来であれば仲介不動産業者さん~施工した業者さん~施工した電気屋さん~と長~い流れを踏むのですが、、、
そもそもお家を購入する前のリフォーム業者さんなんて、簡単に連絡とれるのでしょうか?。
お客様自身は当社に点検依頼をしただけでメーカー保証を受けております。
この辺りのフットワークの軽さは他業種ではなかなか見られないのでは?と思っております。
簡単に書いておりますが、
実際はクロスが張り付いているダウンライトを丁寧に取り外し、電圧をチェック。
型番をチェック。
メーカーへ問い合わせ。
施工での不具合を無いことを報告。
そしてやっと無償出張修理依頼、という手順を踏んでおります。
ダウンライトは外さないと型番もわかりません。
お客様ご自身で出来ることは限られてます。
当社外での施工での不具合・点検もお受けしますのでお気軽にご連絡くださいね。
消防庁広報より。暖房器具の修理について。
少し前のものですが、東京消防庁の広報です。
寝たばこ、コンロは直接火を使いますので警戒する方も多いです。
やはりそれでも火災事例は多いです。温度センサーが付いているコンロも普及しておりますがご注意願います。
電気ストーブでの東京消防庁管内の火災死亡者数、コンロでの火災死者数と同じなんです。火を使わないことから気軽に使えることにより、非常に事故件数も多いです。
本当に火災事故には気をつけていただきたいです。
そして冬の定番と言えば電気コタツ。ヒーター部分とコンセントをつなぐこの「袋打ちコード」。
長い年数使用していると波を打っているツイスト部分が膨れてきます。
ベテランの電気屋さんは通称「コブ」とも言ったりします。
長い時間使用することによりコード自体も熱も持ち、その熱から伸縮を繰り返します。伸縮を繰り返すうち芯線と被覆にズレが生じ、凸凹が大きくなるのです。
コタツが付かなくなってしまった場合、大体は「コードが切れた」と判断され、
お持込されますが凸凹が大きい(使用年数が長い)と修理をお断りさせていただきます。
それだけ長く使っているとヒーター本体の故障も予想されるからです。
これはどこの電気店でも共通だと思いますが、電熱器具(コタツ・ヒーターなど)の修理で少しでも火災・出火が予想される場合は修理不可の対応を取ります。
コタツなどはヒーターユニット一式の交換も可能です。
愛着のある暖房器具を修理したいお気持ちはわかります。
インターネットで直った例を主張される方もいますが、そこは電気店の判断を信じていただきたいです。
ご理解、ご協力をお願い致します。
先日のテスター修理~。
実は下積み時代、会社会長(当時84歳)に買ってもらったものです。入社祝いと言っては大げさですが僕が入社時に会長がわざわざ秋葉原まで買いに行ってくれたというもの。
既に他界されたのですが戦後、電気屋の中でも技術屋さん上がりだった会長は「秋葉原は庭のようなもんだ」と言い、84歳で電車を乗り継ぎテスター1つ買いに行ってくれたのが嬉しかったのを今でもおぼえています。
しかし、このテスターずっと使っていたのですが普段外回りで腰道具に常備しておくには少し大きいので2軍落ちに、、、(会長すみません)。
いつのまにか、どこかしらが断線して、メーターが動いたり動かなかったりと困る状態に。
テスターを使ってテスターの断線チェック。まずは一番怪しいリード線をチェック~、問題なし。中央のロータリースイッチ部分を動かすと不具合が解消されたりするので次に中央部分をチェック~。
問題なし。抵抗部分にハンダ浮きも見られず徐々にハマっていきます、、、。
断線や漏電の際、見当が付かない場合はを中間部分で回路を切り離し1次側か2次側でどちらがダメか調査していくのがセオリーだと思います。
こんなキレイな基盤で断線~?と思いつつ1箇所ずつゼロΩダイヤルや回路をチェック、、、わかった!!原因はこちらでした。
電池ボックスと基盤の接続部分の断線でした。目視では全然分かりません、、、。
確かに落下時や振動を加えた時に基盤とちがう揺れ方をするので一番ハンダが浮きやすい部分では有りますよね。ロータリースイッチを動かして症状が変わるのも、接点部分が基盤を押し付けながら回転するため、この押し付けが先ほどの断線部分を微妙に押し下げたり接触させたりさせていたようです。
今回は自分自身への「聞き込み」が甘かったため、少し時間が掛かってしまいました。
外回りで落としてしまったことを考えれば、もっと早く解決していたな~と思います。
ともかく、また使えるようになって良かった。
これからは車載の1軍として頑張ってもらいます~!
今でも色々と教えてくれた会長には感謝です。